当社で稼働中の設備のご紹介です。
上下に設置したエンドレスベルトの間に被加熱物を挿入し、加熱・加圧・冷却を連続的に行い溶着する方法です。
従来の溶着機ではアームが邪魔になり、補修作業が出来ない場合がありましたが、本機は溶着ライン上からアームを取り去ることにより、補修作業のみならず
一般幅継ぎ加工も一層容易に出来るようになりました。
上部を吊るす頑丈なフレームを設置することにより、溶着部分が完全にオープンとなっています。
そのため容易にシートを通すことが可能で、どのような作業であっても非常に快適に出来るようになりました。
特徴
大きなシートを原反から解反して切断する場合、広い場所が必要です。 そういったシートの切断をコンパクトに縦型の筐体にまとめ、耐久性と汎用性に富みます。 寸法補正機能も実寸入力だけとさらに強化、使い勝手の良さをそのまま、原反を前掛け、後ろ掛けと変更可能です。 生地切断に関わる生産コストも最大限低減しております。 原反の重さが作業中に変わっても適切なテンションを保持、10mものカットでも対角誤差1mmを実現、高品質をお約束致します。 また、測長モジュールも最新のエンコーダを搭載しました。
高周波誘電加熱法を用いた溶着装置です。 高周波誘電加熱法とは、数10MHzの高周波(電磁波)エネルギーの電界作用によって、 原子や分子レベルの電位的な運動により被加熱物自身(誘電体)を発熱させる方法です。 他の外部加熱方式では、被加熱物の熱伝導に依存するため、内部まで過熱させる場合は 長時間を要するために、溶着しない箇所にまで熱の影響が及ぶ場合があります。 しかし、高周波溶着では、被加熱物の溶着する箇所のみを内部過熱させるため、 短時間でかつ溶着しない箇所に熱の影響を与えません、そのため、美しい風合いで仕上がります。